40代の二人の子どもを持つ主婦です。私は、基本的にプレゼントは気持ちだと思っているので、何でもとても嬉しく感じるタイプですが、その後、時間が経つと、結局自分が欲しいと思っていないと、ついつい放ったらかしになったりもします。でも、一度だけ、忘れられないプレゼントをいただきました。当時、お付き合いしていた男性から、誕生日プレゼントをもらった時の事です。彼からは、他にもアクセサリーなどもいただきましたが、面倒くさがりな私は、頂いたあたりの時期は、嬉しくて身につけたりするのですが、だんだんと放置しがちになります。しかし、一人暮らしをしているにも関わらず、大の花好きで、いつも、部屋に花を買っては飾るのが日課で、それは、父譲りで、ものごごろがついた時から、父は花を育てたり、母に花を買ってきたりしていたのを見て育ったせいでもあると思います。花があるととても落ち着きます。そんな私を思ってだと思うのですが、彼の身体が隠れそうなくらいの花束をプレゼントされた事です。彼の顔はもちろん、上半身が見えなくらいの花のアレンジメントをいただきました。私の家はお店ですか?というくらいの大きさでしたが、当時、学生だった彼には、とても大きな買い物だったと思います。そして、形として残るわけでもないものを、惜しみなくプレゼントしてくれた彼の気持ちに感動して、泣いてしまいました。彼は、いつも部屋に花が飾っているから、たくさんの花をプレセントしたかった、と言ってくれました。おかげで、ケーキはこんなに小さいものしか買えなかったけど、とマンションの下のコンビニで買ったケーキを渡されました。花屋さんに届けてもらう事もせず、恥ずかしかったと思いますが、自力で花のアレンジメントを私のマンションの部屋の前まで持ってきて置いておき、コンビニまで走り、ケーキを買って、また部屋の前まで戻ってきたと聞き、あらためて、彼の優しさに触れる事が出来た事が嬉しかったです。
46歳 女 驚くほどの大きな花束に感動
