37歳女 誕生日ケーキ代わりの『丼プリン』を喜んでくれた?

3児の母です。

今年の8月末、夏休みで家でダラダラしているのにもすっかり飽きた子供3人を誘って、
主人の誕生日プレゼントに何かスイーツを作ることにしました。

ケーキは手間がかかる。
型抜きクッキーは、子供は作りたがるけど生地を寝かせるのに時間がかかるし、洗い物が多くなり面倒。
主人に喜んでもらうため!と思っていたのに、そんな理由で却下って…。

でも、8月末。
私も子供のために3食用意する生活に疲れ果てているので、そこは譲れない!
やる気があるのか、ないのか。
よくわからない状態で話し合った結果、
ちょっと見栄えもするであろう『丼プリン』を作ることになりました。

子供たちも積極的に参加してくれ、作業は順調に進み、あっという間に完成!
材料費も安いし、子供も喜ぶし、こんなに簡単ならまた作ろうかなぁとニヤニヤしながら冷蔵庫で冷やしました。

翌日、いよいよ誕生日パーティーの締めとして、プリンが登場。
冷やしていたプリンにお皿をのせ、慎重かつ大胆にひっくり返し、
プリンプリンのプリンがと出現!!だとよかったのですが・・・。
あれっ!プリンが出てこない!丼にくっついてお皿に落ちてくる気配もなし。
しょうがないので、丼の淵とプリンの間にナイフをいれて一周するも、まだ出ず。
必死の形相で大きなお皿と丼をシェイクし続けること2分。
なんとかプリンがはがれてきました。
そう、プリンッと落ちてくるのではなく、まさにボトンとはがれてきた感じ。
これはプリンだろうか。
いや、ぶくぶく泡立った卵焼きだ・・・。

実は、プリンをオーブンで蒸し焼きにする際、途中で水が蒸発して足りなくなり、
『蒸す』のではなく焼いてしまったようでして。
見るも無残なカラメルのかかった卵焼きのようなプリンが完成しました。

すぐ作り直すわけにもいかず、そのままその物体にチョコペンでメッセージを書きました。

『パパ、おめでとう!』と。

見た目が悪いだけでなく、味も悪いプリンでしたが、主人は本当に喜んでくれました!
半分以上自分を納得させるために「作ってよかったね!!」と子供に言い、
無理やりうなずかせましたよ。

そんなこんなでパーティーも無事終わり、なんとか一大イベントを終えたつもりの私でしたが・・・。
翌日、主人が子供と出かけた際、お店でケーキを買って帰ってきました。
えっ!昨日のプリンは、誕生日ケーキの代わりだったんですけど!!
そりゃあ、あんなんじゃ納得しませんよね・・・。
でも、喜んでくれたんだよね?パパ!!

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