37歳女 主人の好きなジム通いを始めたのを喜んでくれた

主人が喜んでくれたことについて思い返してみました。
付き合って10年、結婚して9年目になります。
ここ最近は子供中心の生活なうえ、主人は仕事も忙しく帰りも遅いので、会話する機会があまりありません。
また、土日も子供たちが騒がしいので、大人の時間をゆっくり取ることが出来ない感じです。
私はそれでもあまり文句は無いのですが、主人としてはやはり物足りないのでしょうか。イライラしているのが感じ取れます。
子供が出来る前より、私はバリバリの企業人でした。残業も引き受け、飲み会にも出席し、帰りはいつも終電間近でした。
子供が産まれてからは、残業はしなくなりましたが、フルタイムで働いていたので、朝早く家を出て、一番遅いお迎えの時間にと、毎日がせわしなく過ぎていってました。そんななので、休日もクタクタでお出かけする気もなく、ひたすら溜まった家事をこなすような休日です。思っていた通り、主人との喧嘩は増えていきました。
二人目が出来てからも、暫くは同じような生活で4年間過ごしていましたが、自分の体も限界だし、精神的にも余裕がなくてギスギスするし、主人も居心地が悪そうだし、人生に疑問を感じるようになりまして、この度、思い切って会社を辞めたのです。
新卒から努めた会社なので、本当に決断には勇気が入りましたが、会社員人生の最後の方は心身共に疲れ切っていたし、健康を取り戻す事を第一に考え、すっぱり未練なく辞めました。
退職後は、まずは自分の心身を癒そうと、パワースポットにいったり、会いたかった学生時代の友達に会ったり、好きなことをして過ごしました。
すると、次第に体も動くようになってきて、体を鍛えようと思い立ったのです。主人はもともと体を鍛えるのが好きで、筋トレを自主的に行っていたのですが、私はそれまでは見向きもしませんでした。今はせっかく時間もあるし、この機会に体を鍛えたいと思えたので、一念発起、ジム通いを決意したところ、主人も大いに喜んで、自分も通いたいと、一緒に会員になりました。
今までは、主人と二人でなにかをするような事が無かったので、主人の趣味の範囲に私が手を出した事が、すごく嬉しかったようです。ウェアや靴なども張り切って買ってくれました。
そんな主人のウキウキした姿はもう何年も見てなかったので、私もすごくキュンとしましたし、改めて結婚して良かったと思えた瞬間です。
子供がいると、どうしても子供中心で、主人との時間がないがしろになったり、趣味の時間が取れなくなったりしますが、子供が成長すれば、いずれは主人と二人の生活が待っています。二人で楽しめる何かを見つける事がとても大切だと気付かされた出来事でした。
今までは自分の仕事中心で生きてきてしまったので、これからは家族に目を向けて穏やかに暮らしていければと思っています。

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