初めまして。国と国との遠距離恋愛の末に今の旦那さんと結婚しました、現在35歳の女性です。私は当時オーストラリアのシドニーに住み、旦那さんはアメリカロサンゼルスに住んでいました。私のアメリカのビザ申請中で渡米できなかったのです。
遠距離恋愛&結婚自体にそこまで苦痛を感じていなかったのですが、やはりクリスマスや年末年始、誕生日やバレンタインなどカップルのイベントの時にスカイプでしか会えばいのは淋しい想いがしていました。
去年のバレンタインデーの時に、プレゼントを聞かれたので欲しかったものをリクエストしました。「今日プレゼントを送ったけど、バレンタインデーに間に合わないかもしれなくてごめんね」とラインが来ていたので、2月14日を過ぎていつ来るかなとワクワクしてまっていると、2日後に届きました。
思っていたよりも重たいので、何かなと開けてみると、リクエストしたプレゼントとカードと、そして旦那さん手作りのドライフルーツケーキが入っていたのです!ちゃんと日持ちがする材料で作られていて、バウンドケーキ型のものがまるまる1本入っていました。私自身が頼んだプレゼントよりも、温かくて愛が込められていて、一生懸命私の喜ぶ姿を想像しながら作ってくれたのかなぁと思うと、彼と結婚して本当に幸せだと思いました。すぐにスカイプ電話すると、私の喜ぶ姿に喜んでくれて、画面越しで早速食べながら感想を伝えました。味もとっても美味しくて一気に食べたい気持ちと、一気に一人で食べるのはもったいないという気持ちとで、4分の1は冷凍庫に、4分の1は仲のいい友人達に4分の1は次の日の朝にゆっくり時間をかけて食べました。
もともと旦那さんの方がお料理やお菓子づくりが得意で、一緒に過ごす時もよくいろいろな美味しいものを作っては食べさせてくれるのですが、まさか海を越えて大好きな旦那さんの手作りケーキが食べれるとは思っていませんでした。日本スタイルで私もバレンタインカードを送ってはいたのですが、手作りと言わずともせめてチョコレートくらい送っておけばよかったかなと反省させられました。思い出す度に、こんな優しい旦那さんを大切にしようと改めて思わせてくれるエピソードの一つです。
35歳女 海を越えての手作りケーキにほっこり
