33歳女性 インフルエンザのときの初めての料理

現在33歳の専業主婦で2歳半になる子ども(娘)が1人います。
私の旦那は口が達者で、言いすぎてしまうところもありますが、基本的には優しくて気が利くタイプの人です。旦那は普段から家事や育児にかなり協力的です。平日は仕事から早く帰ってくると、娘のお風呂を入れてくれたり、私が食事の準備や片付けをしているときに絵本の読み聞かせやお絵かきなどをして面倒を見てくれます。休日は朝一番に私が頼まなくても洗濯と掃除をしてくれます。そしてこのことを会社の同僚や旦那自身の友人、旦那の両親などに「俺は~してイクメン!」というように自慢げに話す事は絶対にしません。今、自分は仕事はしていませんが、育児で手一杯の状況なので、このように言われなくても進んで家事や育児に協力してくれることに大変助かり感謝しています。これだけでもかなり嬉しいことですが、最近本当に嬉しかったことがあります。
旦那は洗濯や掃除は比較的得意なのですが、料理だけはとても苦手です。学生時代付き合っていた頃から料理はまったくしていませんでした。包丁の持ち方もよく分からないそうです。ですので結婚してからも料理は一度もしたことがないし、私も料理は自分がやると決めているので、旦那が料理をしないことに関してまったく不満はありません。子どもがもうすぐ2歳になる目前の冬、私はインフルエンザにかかってしまい、動けなくなってしまいました。結婚直後に一度かかったことがあるので人生で2回目です。前回かかったときは、食料品を買ってきてくれましたが、料理はしていませんでした。しかしそのとき(2回目)はなんと料理をしたことのない旦那がインターネットで調べながら、私の好物の鍋焼きうどんを作ってくれたのです。その日は仕事も休み、子どもの面倒を見てくれ、洗濯、掃除、買い物、旦那と子どもの料理もしてくれました。旦那の作ってくれた鍋焼きうどんは野菜の切り方は大きさがバラバラ、味はかなり薄かったですが、愛情がこもっていたのでいつも自分で作るよりずっとおいしく感じました。本当にうれしい出来事でした。
子どもが生まれてからは特に、旦那には小さなことでも家事や育児を手伝ってくれたとき必ず「ありがとう。」と言うようにしています。家事は自分とやり方が違う部分もありますが、絶対にそこには触れないように気を付けています。旦那も私が当たり前の小さなこと(ごみ捨て、義母への連絡)をしただけでお礼を言います。このような積み重ねでこういった嬉しい出来事へとつながると思うので、感謝の気持ちや相手への敬意を忘れてはいけないと思います。

 

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